月讀宮

最初はみんな、自分を愛することから

あなたが考えること

命は静かに消える。
そういう事をいつも考えています。

生と死があって、その中間にいるのはとても苦しい。自分を無くしてしまった人たちの中に混ざって生きている時に、「一体この世界はどこにつながっているんだろう?」という事を毎日のように考えていました。



記憶とは、苦しい時期には毎日、時間の中にいくつもの連鎖を留めるように、心の中で絶望をつなぎ合わせて行きます。このことが、人の心を狂わせていく要因だと私は感じます。



だから、「一体どうして自分がここにそんざいしているのか」ということを、必死で考える時間が、ぬけがら人間には必要なのです。それを考えなければ次の試練に飛び乗れないのです。



幸せになるために、いくつもの過程を踏み越える事を自分に課して来た人は、同じ時間をかけて自分の孤独を解き放つ試練が待っています。



時が経つ事によって記憶には幸せが溢れかえる。



そんな幻想を持つことをやめて、今いる場所で、自分に対して素晴らしいご褒美を上げる事ができるかどうかを、自分に問いかけ続けてください。





あなたは自分を傷つけすぎたのです。